はやとのBL読書感想日記

「はやと」と申します。読んだBL作品について、気ままに感想を書いていきます。皆様の参考になればいいなぁ。

花は咲くか1(日高ショーコ)

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「ずっと自分にしか 興味を持てなかったからーーー・・・」


◆攻め:桜井和明(37歳の広告代理店のディレクター)
◆受け:水川蓉一(19歳の下宿を営む美大生)
◆エッチ:なし
◆属性など:ツンデレ受け
◆評価:★★★

 

【あらすじ】
広告代理店勤務の桜井は、帰途、ある青年とぶつかって仕事の資料をダメにされてしまうが、その相手が同じ資料を持っているとのことで家に招かれた。彼はその古くて広い一軒家で下宿を営む家主だという。水川蓉一と名乗るその青年は大学生で、桜井に対してひたすら無愛想。そっけない態度と不躾な眼差しを苦手に思いながらも桜井は、「家が気に入った」とたびたび蓉一のもとを訪れるようになり……。

 

【同時収録作品】

・鼠たちの話(番外編)

 

【感想】

巻ものなのでどうしようかなと思いつつ、口コミの評価が高かったので購入した作品。

タイトルがいいですね^^ ふたりの関係を美しく表現しています。 

 

最初は「仕事の資料の交換」で蓉一の古くて広い家に訪れる桜井だけど、2回目は駅で具合が悪くなったのを蓉一宅の下宿人である菖太と竹生に助けてもらって連れて来られます。ちなみに菖太と竹生は蓉一の従兄弟です。

 

人懐こい菖太に誘われて、蓉一からもらったという種を蓉一宅の庭に蒔いて育て始める桜井。

芽は出たもののその後は育ちません。 

「あいつが くれた種はーーー 一体どんな花を 咲かせたのだろう?」

 

うっすらと蓉一のことを気にし始めている中、蓉一の父親の友人・柏木と仕事を一緒にすることに。

その仕事で蓉一宅を訪れることになった桜井は、家の中で油絵を描いている蓉一を見かけます。

そこで蓉一の両親が他界していることを知ります。

 

「キミの描く絵に 興味があって・・・」と、蓉一の絵を興味深く見る桜井。

「興味って 絵だけに? それとも 俺に?」なんて、意味深発言をする蓉市。

 

後日、柏木から呼び出された桜井は蓉一について相談を受けます。

蓉一が全てに無関心で笑わないこと、蓉一の父親が絵描きだったこと、その父親の人生を背負わせてしまったのではないか、ということ。

その蓉一が、桜井の花壇について笑顔で話していたこと。。。

 

衝動的に蓉一宅を訪ねた桜井は、花の絵を描いていた蓉一に逢い、自分の想いを自覚します。

そして、蓉一と同じ大学の藤本が現れて、、、

 

番外編の『鼠たちの話』は、竹生メインの過去を回想するお話。

いつも優しかった蓉一の父・蓉介と、蓉介の兄・菖一の愛人の子・菖太の幼い頃。

 

1巻はまだBLって感じではなく、どちらかというと蓉一がどう1人の人間として成長していくのかが主軸のような印象を受けます。

だからこそどう展開していくのか気になるというか。

当て馬感満載の藤本も出てくるし、蓉一のご両親の話も気になるし、桜井の仕事の話も出てくるし。

 

参考になりましたでしょうか?

エモーション!【電子限定おまけ付き】(秋平しろ)

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「こんな 幸せな記憶を 持ってたらさ 将来もう死ぬだろって くらいめちゃくちゃ キツイことがあってもさ 絶対 頑張れるよ 俺」

 

◆攻め:桜井 一樹(小学1年からの幼馴染/高校2年生)
◆受け:坂本 翔平(小学1年からの幼馴染/高校2年生)
◆エッチ:あり
◆属性など:両片想い、すれ違い、三角関係、ヘタレ受け
◆評価:★★★★

 

【あらすじ】

かっこよくて明るくて人気者、そんな幼馴染の一樹に幼い頃から片思いしている翔平は、伝えられない想いにモヤモヤする毎日。だけどある日、翔平の気持ちに気づいた美形転校生の稲荷が「一樹をもらう」と宣戦布告してきて・・・!? 

 

【同時収録作品】

・モフモフ記念日

・ SEVENTEEN(描き下ろし)

 

【感想】

大好きな秋平しろ先生の4作目。秋平先生の1作目、2作目が大好きで、全て揃えたいところだけど、3作目の『いちばん遠い星』は私の地雷臭がするので回避。

実はこの『エモーション!』も巻2/3までがすれ違い、三角関係(勘違い)なので読んでてしんどい部分もあるのですが、 まぁ互いに一途なふたりなので良いかなと。

個人的好みとして、秋平先生には、ラブラブあまあまほのぼのなものを描いて欲しいです。かわいい作品を描かせたら最強かと^^ 

 

ところで、この『エモーション!』はだいぶ前に「まんが王国」で購入したのですが、今はリストから外れているようなのだけどなぜなのかしら?何かあったのかな?

「BookLive!コミック」でもリストから外されてるし。。。

私は引き続き読めてるからいいのだけど気になります。 

 

一樹も翔平も、互いに特別みたいな感じが良いのですが、そこに稲荷が絡んできて、ふたりの特別感が薄れてきます。 

あからさまにベタつく稲荷に、「稲荷んって・・・積極的なんだね・・・!!」「恐るべしだよ 稲荷ん!!」って思う翔平がいい子で可愛い。 

だけど、どんどん卑屈になっていく翔平が読んでてツラい(T_T)  両想いなのに、、、

 

そんな翔平には麻美ん(♀)という腐女子のお友達がいて、一樹への想いも知っています。この子がいいです^^ ちょこっとしか出てこないけど、翔平との友人関係がとてもいい。『飴とキス』の花ちゃんみたい。

実は一樹はこの花ちゃんと翔平のことを疑っていて、子どもの頃にした結婚の約束を思い出しながら「ずっと一緒で いたかったなぁ」なんて思ったりします。

 

みんなで稲荷の別荘に行くことになるのだけど、ここでふたりの関係に変化が訪れます。

翔平への嫌がらせで、一樹に想いがあるように振舞っていた稲荷。その稲荷にもツラい過去があって、それが理由で翔平に嫌がらせをしていました。

各々の誤解も溶けて、晴れて両想いになったふたり。ここからのラブラブぶりがいいですねー^^ 家帰ってきて早速か!でも気持ちは分かるよ♪

 

エッチ後のふたりの空気感もいいですねー。親友であり、恋人でもあり、みたいな。

長い時間を一緒に過ごしてきているから、長年連れ添った夫婦のようでもあります。

まさかの泣いちゃう一樹もいいですが、セリフもいいです。

「こんな 幸せな記憶を 持ってたらさ 将来もう死ぬだろって くらいめちゃくちゃ キツイことがあってもさ」「絶対 頑張れるよ 俺」

「だから ずっと一緒にいよう」と思う翔平。

そう、この幸せな記憶は、隣に翔平がいないと逆にツラいものになっちゃうからね。

 

『モフモフ記念日』では、3ヵ月記念に互いに指輪を付けてはしゃぐふたりと、友達6ヵ月記念に着ぐるみパジャマを渡される稲荷が描かれています。

もうふたりがハッピーで可愛くて♪

着ぐるみパジャマ可愛いなー、欲しー^^

 

描き下ろしの『SEVENTEEN』では、一樹の誕生日の日にプロポーズする一樹が描かれています。

恥ずかしいからと大声で叫ぶ一樹。「大声だと 笑えるだろ」なんて、新しい発想(笑)

それを稲荷んと麻美んに報告するふたりがまた可愛い。

特に肩組んでるのがいいいです^^ 同士!みたいな感じで。

 

途中までのすれ違いみたいなのがなければ、もしくはもう少し早いところで回収されてれば★5つなのですが、その部分が私的には長すぎたので、★4つ!

 

参考になりましたでしょうか?

飴とキス(秋平しろ)

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「俺に映ってる前田くんが 本当の前田くんなんだよ」

 

◆攻め:楊井春久(ファッションビルの本部社員)
◆受け:前田大希(ファッションビルの中のショップ店員)
◆エッチ:あり
◆属性など:ヘタレ受け
◆評価:★★★★★

 

【あらすじ】

小さい頃から貧弱で不細工で、モテたことなんて一度もない。だからせめておしゃれには気を使いたい。そうして気づけばショップ店員になっていた前田大希には、好きな人がいる。ファッションビルの本部社員・楊井春久だ。優しくてかっこよくて、気さくに接してくれる憧れのひと。でも、1ミリの可能性もない恋だと自覚している── そんなある日、勢いで言ってしまった一言で、楊井にファーストキスを奪われてしまい!?

 

【同時収録作品】

・絶世の前田くん(描き下ろし) 

 

【感想】

秋平しろ先生の初コミックス。『僕らの群青』から入った私ですが、それと似たような空気感で、こちらも大好きな作品です^^

でも『僕らの群青』の方がハッピーオーラが強いかな。

あーでも描き下ろしでは、こちらの作品の方がラブラブハッピーです♪

ラブラブあまあま万歳ヽ(〃^▽^〃)ノ

 

こちらの受け様はヘタレ受けと言うか、ネガティブ受けと言うべきか。

小さい頃に「女顔」というのを理由にイジメられた経験があるからなんだけど、「女顔」って可愛らしいということよねー。その可愛らしさに気付いたのが楊井なわけです。

この楊井がかっこいいのよねー。ただ立っているだけなのに、その佇まいがかっこいい。

容姿についてはネガティブな前田だけど、でも暗いというよりは、控えめな感じで、お仕事も一生懸命だし、そういったところも楊井は見てくれています。

ちなみに、前田は一重で、楊井は二重です。しっかり描き分けされています。

 

前田が働くお店が「10インチフロッグ」というのだけど、ここの店長・和仁(わに)と店員・花ちゃん(♀)もいいキャラしています。

描き下ろしラストでみんなで写真を撮るのだけど、この時のみんなの表情とかポーズにキャラが出てて、「あー、いるいる!」みたいに思えます^^

 

ファッションビル近くで花火大会があった日、ビルもお祭り騒ぎなんだけど、この時の逢えないドキドキ感がいいですね。イベントならではの高揚感というか。

にしても、去年の花火大会の様子が思い出として出て来たけど、ふたりの想いはいつからなのだろう、、、なんて気になってみたり。

 

花火大会後、楊井宅で飲み会をすることになった「10インチフロッグ」の仲間たち。

酔い潰れたみんな。片付けをする楊井。目を覚ます前田。 

楊井「どうして自分の事 悪く思ってるの?」

前田「じゃあ、楊井さんは 僕の顔に、キスできますか」

「できるよ」と言ってキスする楊井。

この時の前田の狼狽えようが可愛いのと、楊井が大人セクシー。

 

翌日以降もいつも通りの楊井に対し、「なかった事にされた」と感じる前田。

そんな中、本部バイトの理沙ちゃんと楊井が同じタイミングで風邪をひいたことから、付き合ってる疑惑が浮上します。

 

ショックを受けつつも、お見舞いに行く前田。明らかに喜んでいる楊井がいいですね。小花が飛んでます(笑)

「風邪!理沙さんも、ひいてました!」←この時、前田の手がお腹あたりでキュってなっていていいです。

「・・・理沙さんと付き合ってるって 本当ですか?」←この時、手は胸元でわさわさしつつ、楊井の胸あたりを見て訊いてるのが前田っぽくていいです。

ここの一連のシーンの前田の動きやら目線がリアルで、あーこういう時こうなるーみたいな、素晴らしいです。

 

互いの気持ちを確かめ合うふたり。

楊井の「ちがったらゴメンだけどーーー」がなんだか好きです。いつかどこかでまねして使いたい(笑)

あと、楊井の射貫くような目もいいですね。見据えるというか、前田の気持ちの奥の方まで見てる感じ。

ベッドに寝転がっている楊井もかっこいー(〃д〃) 手がいいです。

ふたりの気持ちが通じ合ったここら辺から、楊井の前田大好きモノローグがダダもれてきます(笑)

それに伴ってハートのトーンが多用されてきますが、ラブラブで可愛くて楽しくて好きです^^ ♪

 

ところで、この風邪っぴきシーンで、楊井はマスクをしているのだけど、マスク顔の描き方が違和感がなくて上手です。(←プロに失礼^^;)

いやー、マスクに違和感を感じる作品も多々あるので。。。

 

このシーン含め、楊井がソファに座って、前田が床に膝をついて楊井の方に向くような構図が何回か出てくるんだけど、この構図、前田が可愛くて好きです。

そして、『僕らの群青』でも感じていたのですが、秋平先生の描く腰が好きです。少年のような細い腰というか、背中からお尻にかけての薄い感じがいいです。

 

楊井の一言から前髪を切る前田。まわりのリアクションにびくびくする前田が可愛い。

「変ですか」の質問に答えない店長・和仁と店員・花ちゃんとのやり取りが面白い^^

和仁なんて前田の質問ガン無視で「何かアレに似てない?」とか言い出すし(笑)

前髪休暇とか、和仁最高♪

 

トイレに逃げ込もうとする前田。そこにご機嫌楊井が現れて追いかけっこが始まります。

「あ、じゃあ 俺も(トイレに) 行こうーっと」という楊井のご機嫌ぷりが最高♪

「可愛い!」と喜ぶ楊井。「俺のために♡」と個室に連れ込んでキスします。

呼び出し電話にキレる楊井(笑)

このシーンもハートが飛んでてほんわかラブラブです^^

 

この後の和仁と花ちゃんのやり取りも楽しくて好きです。

この二人、そこまで濃く絡んでこないんだけど、ちょっと出てきた時の日常のやり取りが楽しくて好きです。

なんか友達の知り合いぐらいの距離感で、みんなどこかにいそう^^

 

お店の常連さんでフリーペーパーなども手掛ける橋本に、写真を載せたいと言われる前田。一緒に喜ぶ楊井。この時のふたりが小さいコマなんだけど、一緒に「ぴょーん」てジャンプしてて可愛すぎる!もちろんハートトーンも飛んでます^^

スキップして本部に戻る楊井。決してチャラい訳ではないんだけど、この軽い感じがいいですね。ほんわか、ゆるい感じ。

 

そんな楊井がシリアストーンで前田に告げます。

「関西の方に 異動になっちゃった」

期間限定4か月の遠距離恋愛の始まりです。

 

楊井の前では「大丈夫」と気丈にふるまう前田だけど、実のところは不安でいっぱい。

でも嫌われたくなくて、大丈夫なふりをして見せます。

この時の和仁とのやり取りもいいんですよねー。

和仁「ひっどい顔 してんな~」

前田「ほっといてください 仕様です」

和仁「大阪の女の子ってさぁ 『あかん❤』って 言うんでしょ~ やばくなーい?」

前田「確かに、やばい・・・!」

うん、やばいね(笑)

 

前田の不安から、どんどんすれ違っていくふたり。

前田が一方的にどんどん追い込まれていく感じがリアルで、強がって空回る人の典型って感じ。

そこに橋本が絡んできて、橋本にキスされそうになる時の「ひぃぃぃぃぃぃ・・・!」の前田の顔(笑)

どうなる!?ってところで楊井が登場し、前田はようやく本当の気持ちをぶちまけます。

 

身体を重ねるふたり。

「俺に映ってる前田くんが 本当の前田くんなんだよ」

とても優しい言葉ですね。

「見つめ合う ということを 僕ははじめて 知ったような気がした」

表面的なことではなく、その人の本質というか、奥の方まで。

 

翌朝のふたりがまたいいんですよー♪

いちゃいちゃしながら、後ろから抱きしめながら、自然な流れで指輪をはめる楊井が(〃ω〃)

 

描き下ろしがもうラブラブで!

「ぽよ~ん」の効果音で出てくる絶世の前田のアップが最高(笑)

5つ星スイーツのお店でケーキを買って走って帰る楊井と、飛びついてお出迎えする前田。もうケーキなんてどこへやらですよ!

もう、楊井がワンコですよ!そんな楊井の薬指にも指輪が!

部屋に貼られているふたりの写真も萌えポイントです。

はぁ~、幸せバカップル万歳ヽ(〃^▽^〃)ノ


参考になりましたでしょうか?

僕らの群青(秋平しろ)

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「カレシって、スバラシイかもーーー・・・」

「嘘ぐらい つけばいいのに」

「どうしていいか ごめん・・・わからないんだーーー・・・

 

◆攻め:青木誠也(男子校の生物担当/木ノ下の担任)
◆受け:木ノ下佑真(17歳の男子校2年生)
◆エッチ:なし
◆属性など:クーデレ攻め、ワンコ受け
◆評価:★★★★★

 

【あらすじ】

同性が恋愛対象の木ノ下は、ある日、担任の青木に呼び出される。出会いを求めて赤裸々なブログをしていたのが、よりにもよって生真面目な青木にバレてしまった。男子校に入っても恋人なんて簡単にはできないのに。ブログを削除するよう言われ納得がいかない木ノ下だったけれど、あることを思いつく! ブログをやめる条件として、青木に恋人になるよう迫って……!?

 

【同時収録作品】

・僕らの夏休み(描き下ろし) 

 

【感想】

あーもー、大好きな作品です!!! 

秋平しろ先生の初コミックス『飴とキス』を先にご紹介しようかなとも思ったのですが、 私にとっての初読み作品は2作目のこちらになりまして、この作品が大好きなんです!この作品で秋平しろ先生のファンになりました!

気軽に読めるライト感もありつつ、ラブラブあまあまで、可愛くて、コマ割りも読みやすくて、私がBLに求めるもの満載です。

表紙の左側の青木先生が真摯かつ紳士で、しかもそこはかとなくセクシー。

秋平先生があとがきで紳士について語ってらっしゃり、強いこだわりが感じられます。

右側の生徒の木ノ下がこれまた可愛くて可愛くて♡ 無邪気で天真爛漫で心優しい子で、たまに見せる(*ーεー*)の顔が可愛い!

最後までエッチなしなのがいいですね!

あー、続編読みたいなー、描いて欲しいなー(T▽T)

 

単なる教師と生徒だったふたりに、あらすじの通り転機が訪れます。

恋人と言ってもいろいろ条件付きで、所謂「ごっこ」ですね。

ふたりが素直すぎてというか、木ノ下は最初こそ照れてたけど遠慮することなく青木に甘えるし、青木も付き合ことになった直後は戸惑っていたものの、自然と木ノ下の甘えを受け止めます。

それが自然すぎて、「ごっこ」とはいえ無理がなくていいんですよねー。

 

ちなみに、ふたりのお付き合いの条件は以下です。

・部屋デートのみ(週3回まで)

・21時までには帰宅する事

・勉強を疎かにしない

・ハグはOK(それ以外は禁止)

・恋人ができたら終わり

・期間→卒業するまで

 

初めてのカレシに浮かれる木ノ下。早速青木の家に行っちゃいます。

「カレシって、スバラシイかもーーー・・・」

最初は筋肉が好みの体育の森先生と青木を比較したり、青木と伊藤先生(♀)の交際疑惑をスルーしていた木ノ下だけど、青木のいろんな面を知り、次第と本気で好きになっていきます。

 

ただ飲み物を注いでるだけなのに、やたらセクシーな青木。

PCに向かう時の、首元が開いたTシャツ、メガネもいいです(〃∇〃)

後ろから抱き着く木ノ下が可愛い^^

木ノ下が甘える時に「ゴロゴロ」言うのもいいですね♪

照れずにキス待ちする木ノ下も可愛い^^(キスしないけど笑)

 

授業中の穏やかな青木もいいです。生徒とのやり取りが楽しくて、男子校だけどこういう先生人気だろうなー、と思わせます。

その授業中のみんながワイワイしてる時に、小声で

木ノ下「今日 行ってもいい?」

青木「(しー)授業中ですよ」

もー、キュンキュンしますね( *´艸`*)

 

木ノ下「先生もっと筋肉 つけないの?」

青木「森先生みたい にですか」

この時の青木はどんな想いだったんだろうなー。

このやり取りの空気感というか、「ごっこ」の再確認みたいな感じと、それに反したふたりのほんのり甘い微妙な感じが、なんというか恋の初期段階みたいな感じで好きです。

 

途中、高校1年生の時の三者面談の様子が思い出されるんだけど、この時の青木が素敵で、なぜ木ノ下はこの時に好きにならなかったのか不思議なくらい。まだ筋肉とか、上辺だったんだろうなー。恋に恋するというか。

休みの日の学校で、木ノ下に目配せして虹を作ってはしゃぐ青木。このふたりだけの空気感とか、カップルならではでいいですねー^^

 

そんなまだ微妙な感じのふたりの前に現れたのが、青木の10歳下の妹・友香。

この子がいい働きというか、いい刺激になるのよねー^^

木ノ下と同じ17歳の頃、青木母は病死しますが、それから自分を責め続けている青木。友香とも気まずくなっていました。

心優しい料理男子木ノ下は、友香と一緒にカレーを作って仲を取り持ちます。

この時の木ノ下がホントいい子!

友香にグイグイいってるようなんだけど、柔らかい物腰だから嫌な感じを与えないし、

青木には「友香が作ったんだよ♪」「俺別に何も してないよ」と、あくまでも友香を立てるし。

 

友香がお風呂中、「3分だけ」「だめ?」と甘える木ノ下が可愛い( *´艸`*)

これがあざとくないんだよなー、自然すぎてただただ可愛い。青木じゃなくたって許しちゃうよなー。

 

家に行くという木ノ下に、「今週はもう ダメですよ」「月火水で来た じゃないですか」と言う青木。どんなに甘い空気が流れても、相変わらず先生です(笑)

それにしても木ノ下のスタートダッシュ(笑)

 

でも甘い空気感て、特に想いを寄せて見てる人には勘付かれてしまうもので、ふたりの異変に、青木に想いを寄せる伊藤先生(♀)が気付き始めます。

 

青木に手作り弁当を持って来る木ノ下。こっそり青木に手渡します。

伊藤「美味しそうな お弁当ですね!」「先生が作ったんですか?」

青木「あ・・・いえ」

この時の伊藤先生の目が怖ーい!((( ゚Д゚ ;))))

 

今週はもうダメと言われたのに、わざわざ青木宅に弁当箱を受け取りに来た木ノ下。家にあげる青木。

弁当箱を洗ってからハグするシーンが、とても好きです。

付き合ってる人がいるかどうか、伊藤先生と付き合ってるか訊く木ノ下。いないと答える青木。

「嘘ぐらい つけばいいのに」

「なんで 付き合ってるって 言わないの?」

ハグするふたり。青木も頬を赤らめちゃって、もう「ごっこ」じゃないふたり。早くふたりに気付いて欲しいと身悶える私(笑)

でも、この両想い直前の感じって楽しいですよねー^^

 

雨の中、青木宅に向かう木ノ下。

直前までクラスメイトとカフェで勉強してるんだけど、この時のやり取りが面白くて好き。

「点Pってさぁ 動きすぎなんじゃね?」

「点Pに言えよ」

「点Qまで 動いてんのかよ もう どーしようも ね-な」

どーでもいいセリフなんだけど、すごく好き(笑)

あと、カフェから出ていく時の身振りもくだらなくて好き^^

 

ずぶ濡れで来た木ノ下をお風呂に入れる青木。

この時の遠慮した木ノ下の「俺乾くの 速い方だから」も意味わからなくて好き^^

木ノ下の入浴中、青木宅を訪ねて来た伊藤先生。いきなりの告白に動揺してのぼせてしまう木ノ下。助けに走る青木。

(ひとまず伊藤先生は帰りますが、木ノ下の存在には気付きます。)

目覚めた後、想いが溢れ出る木ノ下。

「俺先生が好きだよーーー・・・」

 

翌日学校に行くと、黒板に冒頭のブログ写真が貼り出されていて、教室はパニック状態に!やったのは伊藤先生。

飛び出す木ノ下。街中で友香に遭遇します。この時の友香との何気ないやり取りがまたいいんですよねー。

きっと、友香なら青木とのことがバレても「キモっ」とか言いつつ「でもふたりがいいんならいいんじゃね?」みたいなことを言って受け止めてくれそう。

 

心配した友人から電話がかかってくるんだけど、この友人たちもいいですねー。

日頃の木ノ下が心優しい、いい子だからでしょうね。そんなエピソードが友人から短いながらも語られています。

ちなみに、その内容は青木との三者面談でも語られていて、そことリンクするのもいいですね。青木もよく見てたなー、みたいな^^

 

青木の元へ向かう木ノ下。「ごっこ」を解消しようと伝えます。

ここのシーン、胸がギューってなります。木ノ下が健気で、ホントいい子!

青木も自分の想いを伝えます。

「こんなに、愛おしくて たまらないなんて」「どう言ったら いいのかわからない」「どうしていいか」「ごめん・・・」「わからないんだーーー・・・」

青木の正直な想いですね。好きだけど、教師だし、生徒だし、どうしたらいいかわからない。ごめん・・・。

葛藤も含めた正直な想い。紳士・青木らしい告白です。

 

この後も可愛らしい素敵なシーンなんですが、そうは言っても教師・青木は感情に流されません!(笑)

キスはしますが、

青木「これ以上のことは ダメです・・・」

木ノ下「ぇぇえええ!?」

 

教師と生徒、ふたりの間に存在するいろんな壁。←絵では本当に壁が現れます(笑)

「相思相愛は セーフだよぅ!」の木ノ下可愛い。この小さい「ぅ」がたまりませんね(〃∇〃)

無邪気に青木の手を縛って襲い始めますが、穏やかな顔して鉄の意志の紳士・青木は、木ノ下に口でされちゃいながらも流されずにそれさえも征し、木ノ下をキスでうやむやにしつつなだめます。

このなだめ方がまた素敵で、こんななだめ方されたら仕方ないよなー(>▽<)

いやー、それにしてもこの鉄の意志っぷりはすごいです(笑)

 

ラスト、青木母の墓参りに行くふたり。

どこまでも可愛い木ノ下。

 

描き下ろしも、そんな可愛い木ノ下と、鉄の意志で戦う青木が描かれています(笑)

キュウリをにらむ木ノ下、キュウリを食べる木ノ下がホント可愛い。

あー、もっとこのふたりの物語を読みたいー・・・

秋平しろ先生、お願いしますm(_ _)m

 

参考になりましたでしょうか?

彼の焦燥と恋について3(碧本さり)

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「毎日 告られたい・・・っ!」

「俺が ちゃんと 把握してる」

 

◆攻め:渡部和己(ライブハウス受付)
◆受け:矢嶋秀樹(法律事務職員)
◆エッチ:あり
◆属性など:ワンコ攻め、淫乱受け
◆評価:★★★★★

 

【あらすじ】
年上の男性を好んでいた矢嶋だが、若い男・渡部と予想外に熱い夜を過ごしてしまい、その後も彼とセックスに明け暮れる関係に。晴れて恋人同士となり、同棲をはじめた二人はさらに盛り上がって…!?

 

【同時収録作品】

・描き下ろし


【感想】

和己の兄登場で、5歳の息子・拓己をふたりが預かることに。

この拓己があざと可愛いんだよなー。いや、本人はあざといつもりはないんだけどもね、アニメ見て踊る仕草とか、一生懸命で可愛すぎ(*'-'*)

 

拓己が連れてきたカブトムシが逃げ出すんだけど、この時に矢嶋の過去が語られます。

昔、母親の彼氏とカブトムシを採りに行って、実はその人が矢嶋の初恋の人だという。

虫全般が苦手な和己に対し、簡単にカブトムシを捕獲した矢嶋。そんな矢嶋に惚れてしまう拓己。そして5歳の拓己にライバル心を燃やす和己(笑) 

拓己に対してもそうだけど、兄を見てキラキラしている矢嶋が気になっていた和己。

だけど、実はそれは10年後の和己を想像してキラキラしていただけだったことを知る和己。

拓己に対しても、和己の子どもの頃を想像していた矢嶋なのでした。

 

そんなラブラブなふたりが温泉旅行ですよ!浴衣ですよ!

さらにはディナークルーズですよ!(←そこまでツボではないが^^;)

ずっとインドアだったふたりが立て続けにお外デートです。

 

和己「俺のこと 好き?」「一度ね・・・好きだって 面と向かって 言われて みたいんだー・・・」

矢嶋「好きだ」「・・・ほんとに 一度で いいのか?」

和己「毎日 告られたい・・・っ!」

 

このシーンは胸がキューっとします。

やっぱり兄と比較して不安になってしまったんだろうね。そんな和己の不安を感じ取った矢嶋の表情が何とも言えません。好きな人にそんなこと言わせてしまった矢嶋もツラかっただろうなー。

「好き」と言われて泣いちゃう和己。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。 言葉って大切だよねー。

 

ラブラブなふたりは幸せ太り。ということでダイエットに励むふたり。

これがこの巻ラストのお話で、今現在出ている最終巻なわけだけど、なんていうか最終話っぽくないのよねー、全然。

最終話の雑誌掲載は2016年3月のようだけど、2年経ってるけど完結してないのかしら?

してないならしてないで、読み続けたい作品だから嬉しいけど、どうなのかなー。

 

描き下ろしも当然ラブラブなふたり。

和己「ときどき 自分が分からなく なるんだけど・・・」

矢嶋「心配するな 俺が ちゃんと 把握してる」

永遠に読んでいられるふたりです。

 

参考になりましたでしょうか?

彼の焦燥と恋について2(碧本さり)

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「俺と矢嶋さんの においが 混ざっちゃってん じゃなくて?」


◆攻め:渡部和己(ライブハウス受付)
◆受け:矢嶋秀樹(法律事務職員)
◆エッチ:あり
◆属性など:ワンコ攻め、淫乱受け
◆評価:★★★★★


【あらすじ】

「明日 つかいものにならないくらいがいい」 

年上の男性を好み、体の関係を持っていた矢嶋だが、ある夜に若い男・渡部と出会う。年下はタイプではなかったが予想外に熱くて忘れられない夜を過ごしてしまい、その後も彼とセックスに明け暮れる関係に。渡部もまた、矢嶋の危うい魅力に惹き込まれていき、紆余曲折を経て2人は恋人同士となるが…?

 

【同時収録作品】

・描き下ろし

 

【感想】

もう、安定のラブラブですよ!しかも絵のせいもあってか、ストーリー構成が巧いのか、ひたすらにあまいふたりを見てても飽きないっていう^^

 

和己と離れるときはいつもグズグズになっちゃう矢嶋だけど、前回の「結婚」発言もあってか理解を示そうと努力する矢嶋。

「これからも ずっと 一緒に生きる・・・なら・・・」

 

でも甘えてくれないことに不安を覚える和己。

「寂しくなり 過ぎちゃって 泣いてたら もうどうしよー かと思って・・・!」

なんて言って矢嶋宅に駆けつけちゃったりします。

そんな和己に「おかえり」と声を掛ける矢嶋。「おかえり」に反応する和己。

このやり取りもいいですねー^^ 一緒に暮らしてないけどー、みたいな。

 

一緒に住むことにしたふたり。なんだけど、なんだか和己がエッチをしなくなった?マンネリ!?セックスレス!?とあらぬ方向へ考え始める矢嶋(笑)

でも実は矢嶋の身体を考えてのことだったのよねー。

 

ちょっとした一言で過去に嫉妬する和己。

相変わらず和己のパーカーをくんくんする矢嶋(笑)

ウインナーをエロくしゃぶって見せる矢嶋に、「俺以外の そんなふうに しゃぶっちゃ だめ~・・・!!」と泣きつく和己(爆笑)

同棲しても、通常運転、ラブラブなふたり。

 

一緒に住み始めてはいたけど、和己の家を引き払うことになり、いよいよ本当の意味で同棲生活がスタートしたふたり。

なんだけど、矢嶋の様子が変?やたら和己の持ち物などの匂いを嗅いでいる矢嶋。

その様子を見ている時の和己の表情と、「愛しい恋人の 奇行を・・・このまま 野放しに しといていいの だろうか!?」のモノローグがウケる^^;

 

一方、出張に行った矢嶋から連絡がなかったり、返信がそっけないことを淋しく想う和己。今までよりも多めに連絡してくる和己に、変化を感じる矢嶋。

 

作中で、ニーチェの言葉が紹介されます。

「愛が恐れているのは 愛の破滅よりも むしろ 愛の変化である」

 

実は一緒に住むようになって和己の匂いが分からなくなり、矢嶋は無自覚に不安を感じていたらしい。

和己「俺と矢嶋さんの においが 混ざっちゃってん じゃなくて?」

矢嶋「これぞ・・・愛の変化だな」

 

いいですねー^^

矢嶋が帰ってきた時、淋しさ全開で抱き着いてくる和己も可愛くていいです♡

 

矢嶋のパンツを履く和己を見て、「俺もおまえの履く」と言って未洗濯のを履こうとする矢嶋と、それを必死に止める和己、きょとんとする矢嶋が面白い(>▽<)

矢嶋の斜め上な感じがたまらないです。

パンツ効果で職場でエッチな気分になっちゃう矢嶋と、それを喜ぶ和己。

帰宅後、パンツを履いたままエッチするふたり。

「この調子で 育てていこう・・・」と密かに考える矢嶋が最高です(笑)

 

ちなみに、途中で高校3年生の和己の妹が登場しますが、ふたりに理解を示し、矢嶋と速攻仲良くなれちゃういい子です。

 

描き下ろしは、ダブルベッドを新調したお話。そのベッドになぜかネクタイが結ばれていて、それに気付いた時の「・・・!?」な和己が面白い(笑)

どんな使い方をしたかは読んで頂くとして、

和己「どうしよ 俺 これハマリ そうだ・・・」

矢嶋「それは 朗報だな」

愛しいバカップルです^^

 

参考になりましたでしょうか?

彼の焦燥と恋について(碧本さり)

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「そんなセオリー 全部ガン無視で」

 

◆攻め:渡部和己(ライブハウス受付)
◆受け:矢嶋秀樹(法律事務職員/基本的にフケ専
◆エッチ:あり
◆属性など:ワンコ攻め、淫乱受け、ツンデレ受け
◆評価:★★★★★

 

【あらすじ】

「おまえと恋に落ちてみるのも悪くはない」 

年上の男性と体の関係だけを続けていた矢嶋だが、ある日、若い男・渡部と出会う。年下はタイプではないのに、彼とのセックスは熱く、忘れられない夜になってしまった。それから、渡部との燃え上がるセックスを再び欲した矢嶋は…?

 

【同時収録作品】

・ケデモノ彼氏!!!

・描き下ろし 

 

【感想】

『ケダモノ彼氏!』のたまに縦長になる頭の絵の印象が私の中で強かったようで、実は絵に対する苦手意識があった碧本さり先生。

でも、あまあまと高評価だったので再チャレンジ購入してみたのが今作です。 

結果、購入して正解!私好みのひたすらにあまあまでした^^ 絵も問題なし! 

 

『彼の焦燥と恋について』

あらすじにある「年上の男性」というのは妻子持ちの弁護士先生で、一途な矢嶋を鬱陶しく思い始めて、渡部を雇って誘わせるんですねー。何てヤローだーヾ(*`Д´*)ノ"

その矢嶋と渡部が出逢うところから物語は始まるわけだけど、一途な矢嶋も相手からあからさまに避けられたりして傷付いていたので、渡部の誘いに乗っかります。

目隠しをして、「先生!」「先生っ!!」と、彼のことを想いながら渡部に抱かれる矢嶋。いやー、せつない(TーT)

 

そんな歪な関係を続けるふたりだったけど、目隠しを外す矢嶋。渡部に気持ちが動いていきます。同じく、矢嶋を想い始める渡部。

苦々しく真実を告げる先生。でも、真実を知ってもすでに想い合っているふたりは恋に落ちていきます。

 

そのまま矢嶋宅で一夜を共にするふたり。朝、矢嶋が目覚めると消えている渡部。

「やるだけやって さっさと 帰ったのかよ」「・・・クズ・・・」と思う矢嶋ですが、そんなことはない!買い物に行ってただけの渡部。

ここ好きなんですよねー。今までクズな男と付き合ってたから、ついそんな発想になっちゃうんだろうけど、渡部はそんな男じゃないし、腰が砕けている矢嶋がそんな渡部にツンデレだけど素直に甘えて見せるのがいいです。

 

ここからはひたすらあまあまなふたりが続きます。

はぁ~、このひたすらなあまあま感がたまらなくいいです(*^▽^*) 安心して読めます。

 

仕事に行く渡部に、暗に今夜もウチに帰って来いという矢嶋。渡部の服を握りしめながら寝ちゃう矢嶋が可愛いし愛おしい^^

渡部が帰宅してきたら、いきなりネクタイで互いの手を結びだす矢嶋。淋しさやら愛情の表現が斬新^^; それを喜んで受け入れる渡部のワンコっぷりも最高です♪

 

基本的にフケ専の矢嶋に拗ねる渡部。

矢嶋「あと10歳くらい 食ったら 見た目も タイプに入る・・・かもしれない」

渡部「いっそ10年後 出直したく なってくるよね」

矢嶋「オレを10年間 セックスレスに させるつもりか?」

もぉ~ラブラブです^^

 

そんな矢嶋のタイプに近付こうと、スーツを着て現れた渡部。

「早く 着替えろ」なんてつれない態度を取る矢嶋だけど、その表情は照れ照れで、その表情に盛っちゃう渡部。ホテルに一目散です(笑)

 

その後、体調を崩した渡部は看病という名目の元、矢嶋の家にある意味監禁されます(笑)

料理の上手さに冗談めかして「結婚したい」という渡部に対し、「別にいいけど」と即答する矢嶋。

久しぶりに出勤するライブハウスまで渡部を迎えに来る矢嶋。

この矢嶋のスパダリ感がたまらないですね^^ そのくせ渡部がいないとダメで、でも病んでる感は全くありません。

矢嶋「おまえのこと 育てるって 決めたんだ」「より 俺好みに」

あぁ~もう本当にどこまでもラブラブなふたりに癒されます(〃∇〃) 

 

描き下ろしももちろんラブラブで、お風呂エッチ後にそのままお風呂場で寝落ちしちゃう矢嶋(笑)

渡部のパーカーを着させてもらうんだけど、パーカーに香る渡部の匂いをくんくん嗅ぎまくる矢嶋^^

安心毛布化(スヌーピー参照)しているパーカーに嫉妬する渡部(笑)

あぁ~もう本当にどこまでもラブ、、、以下省略。

 

『ケダモノ彼氏!!!』

なぜだろう、この『ケダモノ~』の時だけやっぱりたまに頭が立てに伸びる!(゚д゚;) 

描きづらいキャラなのか?でもそんなほか作品と違わなくないか?なぜ!?

そこまで初期の作品じゃないのに。

 

物語としては、多田がリバしたい!と言い出すお話だけど、でもやっぱり多田が我慢できなくなっちゃうお話^^

 

参考になりましたでしょうか?