トモダチ以上のこと、シたい。【完全版(電子限定描き下ろし付)】(倉橋トモ)
「原にとっての いちばんは」
◆攻め:原ゆうと(クールなイケメン大学2年生/小学生からの幼馴染)
◆受け:菅アキラ(無邪気な大学2年生/小学生からの幼馴染)
◆エッチ:あり
◆属性など:両片想い、健気攻め
◆評価:★★★
【あらすじ】
大学2年の菅は幼なじみの原と半年前から同居中。何でも言える仲だけど、菅にはたったひとつヒミツにしていることがあった。それは――原に抱く、友だち以上の想い。
けれどある晩、衣服にうつった原の匂いに欲情してシているところを見つかってしまう。「続きしないの?」そう言って触れてきた原に、菅は…!?
【同時収録作品】
・ボーナストラック(描き下ろし)
【感想】
1話目は菅視点で描かれていて、菅は最初から自分の気持ちを自覚しています。
原に関しては、まわりから「原の最優先事項は菅」「原のほうがべったり」と言われるほど、ある意味ダダもれております。知らぬは菅ばかり。
ほかの人には入りえない、ふたりだけの世界というのがふたりにはあって、その特別感がいいです。
菅の居場所が原にはわかったり、原の声じゃなきゃ菅は起きなかったり。
2話目は原視点で、原が自分の気持ちに気付くエピソードが描かれています。
これがせつないんだよなー(T_T)
続く3話目、両片想いなのが分かってるから、もぉぉぉヾ(*`Д´*)ノ" ってなります(笑)
拗らせていくふたり。
4話目、当て馬の足立先輩が掻き回します。
そして5話目、、、
菅が原の気持ちを理解するシーンはいいですね、それまでのもだもだと打って変わってスピード感もあって。まさにラストスパートって感じ。
なんというか、キャラもあって冒頭では菅が苦しい想いを抱えて、菅頑張れ!って思うんだけど、読み進めていくと、原のほうがよっぽど苦しかったよね(T_T)って、ふたりへの印象が逆転しているというか。原がせつなくてねー(T-T*)
描き下ろしでは、ふたりだけの世界をまた見せつけてくれています^^
参考になりましたでしょうか?