はやとのBL読書感想日記

「はやと」と申します。読んだBL作品について、気ままに感想を書いていきます。皆様の参考になればいいなぁ。

愛し恋し君だけに(神田猫)

f:id:s-hayato:20180311221254j:plain

「『抱ける』と 『抱きたい』じゃ 決定的にちがう・・・っ」

 

◆攻め:桐谷悠生(イケメン大学1年生)
◆受け:藤崎大和(もっさいメガネ大学1年生)
◆エッチ:あり
◆属性など:すれ違い、腹黒攻め、健気受け
◆評価:★★

 

【あらすじ】

傍にいられるだけでいい――『友ダチ』として。勉強一筋だった大和が、大学の入学式で一目惚れした相手。それは、王子様オーラ全開のモテ男・悠生だった。「友達としての」過剰なスキンシップを平然ととってくる悠生に悶々とし、罪悪感に駆られながらも、1人Hまでしてしまう大和…。そんなある日、「俺とヤってみようよ」と悠生が押し倒してきて!? 揺れる恋心と官能的なHを描いた表題作ほか、読み切り2編収録。

 

【同時収録作品】

・Deep Night Lover

・躾けられたいほど好き

 

【感想】

『愛し恋し君だけに』

出逢った瞬間、大和(やまと)が悠生(ゆうせい)に恋に落ちるところから始まるので片思いだと思うのだけど、「まんが王国」の試し読みで、当て馬らしき男に対し悠生があからさまに嫉妬している風で、その感じが良かったので購入してみた作品。

女の子をとっかえひっかえしている悠生だけど、大和への態度も常に思わせぶりだし。

なんだけど、それがイラつく結果に。

たぶん私の好みとは違う腹黒ぶりだったからなだけで、ハッピーエンドなので本来なら全然良いんだけど、なんていうか、、、

あれだな、女の子とお付き合いしているところがダメなんだな。

思わせぶりな態度をとる割に、直接好きとは言わず、女の子とお付き合いしちゃうもんだから、余計大和が悩み苦しんでるからだな。

で、悠生があっけらかんとハッピーエンドを迎えるものだから、イラつくんだな。

どうも悠生が好きになれませんでした。。。

あと、途中よくわからない言葉の表現があって、それもイマイチなんだかなーな感じ。

 

『Deep Night Lover』

攻め様がスパダリすぎて、不安になっちゃう受け様の話。

でも、完璧なスパダリかと思ったら、、、な話。

嫌いじゃないけど、短編だしあっさりめ。

 

『躾けられたいほど好き』

居酒屋が舞台のお話。店長とオーナーはゲイカップルで、ところかまわずラブラブ。

そんなふたりを温かく見守るバイトの司馬。

そんなふたりと友人の成田が、新しくキッチン担当として入ってきます。

初めの挨拶で、ゲイかと思った司馬に、「こいつらみたいな 幸せなカップルに なれる確率は低いぞ」「構成することを すすめる」と言い放つ成田。

そんな成田に恋する司馬だけど前途多難で、、、

タイトルから「調教もの?」と思うかもだけど、「司馬=シバ犬」というところから来ているだけです。

んー、特にこれと言ってなお話^^;

 

全体的に「買って損したー!」って怒りを感じるほどではないけど、読み返すこともほぼないので★2つ。

 

参考になりましたでしょうか?