おはようとおやすみとそのあとにp.s.【電子特典付き】(波真田かもめ)
「自分の 幸せを 自由に 選べることが 何よりも 幸せだよな」
「『かいと』 じゃ 開人と かぶっちゃうし」
「当たり前の事 当たり前に するのが プロの 仕事でしょ」
◆攻め:立花開人(27歳/レストランのコック)
◆受け:片岡伊介(24歳/アートディレクター)
◆エッチ:あり
◆属性など:ほのぼの日常
◆評価:★★★★★
【あらすじ】
世話焼きなシェフ・開人と駆け出しのアートディレクター・伊介が同居を始めてから早6年。朝がしんどいのも、開人のHがしつこいのも相変わらずだけど、毎日少しずつ変化はあって――…?
描きおろし52P収録!!
【感想】
描き下ろし「プロローグ」と「エピローグ」は、
本編の各話表紙などでも登場していたクロネコ視点で語られます。
それらを巻頭巻末に持って来ることに、1つの巻作品としてまとめてるわけですね。
「そのあとのはなし」
時期としては、4巻の2年後くらい。
久しぶりのふたり一緒のお休みだけど、急遽開人が出勤することに。
伊介もお手伝いで久しぶりに一緒に働きます。
レストランでのふたりのじゃれてるシーンがすごく好きです。
3コマ程度のなんてことないシーンをきゅんきゅんシーンに変えられる波真田先生、職人技かと思います。
帰宅後のふたりの、無音で描かれるふたりのラブラブシーン2P。このシーンもすごく好きです。
ラブラブなカップルの穏やかなひととき。シリーズ通して1番好きなシーンです。
でね、ベッドがついに崩壊します。。。
「あらしの夜に」
ふたりで開人母のお墓参りに行くんだけど、帰りに豪雨に降られ、昭和テイストのラブホテルに泊まることになります。
なんだか慣れている風な伊介に、「伊介さん なんで そんなに・・・ラブホ慣れしてらっしゃるの?」と青ざめながら尋ねる開人。
「はじめてじゃないもん」の回答に、魂が抜ける開人。
ーーーってだけだとなんだかとんでもない波乱が!? と思うだろうけど、そこはふたりですからご安心ください^^
やっぱり、やさしい風に包まれるふたりです。
「ウェディングベルのそのあとに」
あの志帆さんの結婚式です!おめでとー^^
帰りにクロネコを拾うことになるふたり。
開人の「これから よろしくにゃ☆」面白可愛い♪
その後のふたりがまたいいんです!
ザ・日常のイチャイチャが物語るふたりの幸せ。
伊介命名のにゃんこの名前とは、、、?
※下記2作品は、4巻の直後くらいの話なので、上記までのストーリーよりは以前の話。
「開人のメリークリスマス」
開人母のエピソードが、無音で描かれます。
そして開人と伊介は、開人父のいるオランダ・ユトレヒトへーーー!
「オーナーとギョウザとそのあとに」
仕事で宇都宮にいる伊介。ギョウザが食べたいオーナー薫。開人を連れていざ宇都宮へ!
かまってちゃんなオーナー。気まぐれなオーナー。乙女なオーナー。
さらりとしたテイストの、とても素敵なお話。
「ハワイとキスとそのあとに」
4巻で伊介の実家にふたりが帰省していた頃、ハワイでオーナー薫と瞬はどう過ごしたのか?
ふたりの関係は? なお話。
この作品に出てくる人たちはみな努力家です。
この作品を読むと、ホント自分も頑張らなきゃいけないな、と反省させられます。
暗い意味でなく、明るい意味で。元気がもらえる感じかな。
もう波真田先生にはこの作品ばかり描き続けて欲しいです。それくらい大好きな作品です。
参考になりましたでしょうか?