はやとのBL読書感想日記

「はやと」と申します。読んだBL作品について、気ままに感想を書いていきます。皆様の参考になればいいなぁ。

続きはまた夜に(千葉リョウコ)

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「どんだけって ベタ惚れだけど」

 

◆攻め:阿久沢文(高校からの友人で元恋人/売れっ子ホスト)
◆受け:二神崇晴(高校からの友人で元恋人/刑事)
◆エッチ:あり
◆属性など:すれ違い、ケンカップル、意地っ張り受け
◆評価:★★★

 

【あらすじ】

売れっ子ホストの阿久沢文(あくさわ・ふみ)と刑事の二神崇晴(ふたがみ・たかはる)は、学生時代の同級生で元恋人。2年前に再会した夜、誘い誘われるままにカラダを重ねてからは、たまに会ってセックスするだけの割り切ったオトナの関係を続けている。心の中では未だに互いを想い合いながらも、臆病すぎてすれ違う2人。でも、気持ちを押し殺したままカラダだけの関係を続けるのは苦しくて──…!?

 

【同時収録作品】

・まだ夜は続く(描き下ろし)

 

【感想】

高校時代は親友で、高校の卒業式から大学3年まで付き合っていたふたり。

大学3年の時に拗らせて以来、両片思いのケンカップルのお話。

一方的に拗らせたのは崇晴のほう。

読んでてイライラします(笑)

 

ふたりがウダウダうだうだやってる時、文のホストクラブのお客さん(♀)が、崇晴に言い放ちます。

「アヤ(源氏名)のこと 何も知らないのね」

いいこと言った!(`▽´)

しかもこの人、文のお店に行った時にもいいこと言ってくれます。

それを刺激に、ふたりは水族館デートをすることになります。

 

ほんの少しだけ甘い関係になったふたりだけど、関係性は相変わらず。

冗談交じりに文が言う「今度は 捨てないで くれよな」

気持ちを想うと切ないです。

 

そんな時、崇晴が仕事で撃たれてしまいます∑(゚Д゚|||

生死の境を迷った崇晴は決意します。

「俺たち・・・会うのは これきりにしよう」

「お前が好きだから」

昔とは違う別れの言葉に、文はーーー!?

 

もうねー、ホント両片思いとか、無駄な別れとか、

もぉぉぉヾ(。`Д´。)ノ ってなる(笑)

今作は決して悪くないけど、ずーっとウダウダうだうだしているので、あんまり読み返すこともないです。

 

ちなみに、描き下ろしでは、文の切ない想い出や、ふたりの8年について描かれています。


参考になりましたでしょうか?