イケズ彼氏の堕とし方（左京亜也）

「なんにもないより　ずっといい」

◆攻め：田中一路（担当編集者）
◆受け：後藤幸生（おパンツ漫画家）
◆エッチ：あり
◆属性など：傲慢攻め、意地っ張り受け
◆評価：★★★★

【あらすじ】

コミックイベントの会場で、編集・田中にナンパならぬスカウトされたエロマンガ描きの幸生。 誘われるままお色気系マンガ家になったのはいいけれど、実は田中はドS編集だった。 ビシビシしごかれる幸生だが、ある日お色気系マンガ家なのに童貞だと田中にバレて……!?

ドSメガネ編集 × ツンデレDTマンガ家のラブ！トレーニング！！

【同時収録作品】

・イケズ彼氏の三次会（描き下ろし）

【感想 】

『猫科男子のしつけ方』の漫画家、影虎が出てきます。

が、それよりも嬉しい誤算！

クロネコ彼氏シリーズの圭市が主演している映画「エンマニ」の原作者が登場します！

読み進めていく中で、突如明かされるのですごいびっくりしました！

口コミとかにも書いていなかったような。。。

正直、作品のストーリーよりも、そこでの興奮度がMAXでした（笑）

今作は、猫科人間にまつわる話ではありません。

あくまでも、漫画家さんとその担当編集者のお話。

この作品が左京亜也先生のBLデビュー作だそうで、この作品を描かれている中で、あの見事な修正の職人技が生み出されていくわけです。なるほどー。

正直ストーリー自体には、クロネコ彼氏シリーズで感じたような感動や衝撃はなかったなー。

キャラもほか作品ほどのインパクトがなく、それほど思い入れられませんでした。

左京さんのシンプルかつ効果的なコマ割りもあんまり感じられず、

むしろ、たまーにゴチャっとした印象も^^;

エッチシーンもまだまだ控えめですが、片鱗が垣間見えます。

それでも★４つなのは、エンマニ原作者登場の興奮から！

それがなければ★３つかな。

改めて、今の左京さんてやっぱりすごいんだなー、と実感。

キャラやストーリはもちろんだけど、すごく計算された美しいコマ割りが好きです。

参考になりましたでしょうか？