俺のセンセイ!(藤山丸)
「俺 その時の センセイと出会いたかったなぁ」
◆攻め:高橋(大学生)
◆受け:佐伯顕泰(ゲイの医師)
◆エッチ:あり
◆属性など:ワンコ攻め
◆評価:★★★
【あらすじ】
男遊びが激しい医師の佐伯は、救急搬送で運ばれてきた患者の付き添いである少年・高橋に突然「ゲイかもしれない」と泣きつかれる。純粋で警戒心のない高橋をからかってやろうと、佐伯は彼にイタズラを仕掛けるが、それ以来なぜか彼の事が忘れられず…?
純粋少年×悪いオトナの下剋上ラブ!
【同時収録作品】
・教えてセンセイ!
・レイトショーの後で
・映画デート×2(描き下ろし?)
【感想】
表題作の前に、あらすじに書いてある、ふたりの出逢い編『教えてセンセイ!』から始まります。
大学生っていうか、高校生飛び越えて、中学生みたいに純朴な高橋。
自分がゲイかどうか確かめるため男と会ったけど、結局当初の願いは叶えられず、佐伯に相談しているうちにエッチなことをされちゃいます。
「キスもセンセイと 試してみたい・・・」と再び病院に訪れた高橋。
結局最後までいたしちゃうふたり。
「そんなところ(股の間)から そんな瞳で 見つめないで!」笑えます^^
しかも佐伯はタチだったのに、高橋の勢いに飲まれて気付いたらネコに、、、あれ?(笑)
表題作の『俺のセンセイ!』はそれから三か月、佐伯の家に高橋が来るような仲だけど、お付き合いはしていません。
だから高橋は「ハッテン場って 行ってみたいんだけど!」とか平気で言っちゃいます。
しかも意味も分かってて、「セックスする相手 探すんでしょ?」とまで言います。
この時は、純情そうな顔してこのーヾ(*`Д´*)ノ" とイライラしましたが、後でこの言葉の真意が高橋によって語られます。
咄嗟に止める佐伯。自分の気持ちに気が付き始めます。
同じタイミングで、高橋の友人・根岸が頭部外傷で佐伯のいる病院に入院します。
高橋が好きだと泣き出す根岸。
身を引く佐伯。昔のトラウマ(言葉のトラウマ)がフラッシュバックしてきます。
着信拒否にする佐伯。
根岸に告白されて付き合うことにする高橋。
しかもそれを佐伯に報告しに家まで来ちゃうんだよなー。
佐伯のショックを受けた表情がなんとも、、、。゜゜(´□`。)°゜。
根岸と付き合ってみて、自分の気持ちを理解する高橋。
ドキドキするかしないか。大事だよね。
理解した高橋は、、、
『レイトショーの後で』
レイトショーに通うほど映画好きなサラリーマンの滝田と、その映画館で働く柴崎。
ふたりは次第に話すようになり、連絡先の交換までする仲に。
滝田が映画を観るようになったきっかけの、大学の先輩(♂)の話を聞いて、胸がざわつく柴崎。
滝田が初めて映画館で観たという古い映画のビデオを、柴崎は映画好きな兄から借りて、柴崎宅で一緒に見ることになります。
ドキドキする柴崎。自分の気持ちを自覚します。
暴走し、キスして、暴言を吐く柴崎。
とそこへ、柴崎兄登場!
滝田「先輩!?」
柴崎「兄貴!」
後日、事情を察した兄がいい動きを見せます^^
この人モテるだろうなー。男性女性問わず。人として魅力的。
兄からのアシストを受けてふたりは、、、?
描き下ろしであろう『映画デート×2』は今作の2カップルが映画館デートで遭遇するお話。
参考になりましたでしょうか?